「映画」

子供の頃、母と映画を見に行くと必ずと言っていいほど母は眠ってしまっていた。

 

日頃の疲れが溜まっていたのだろう。母子家庭で育った私は、夜中から晩まで働いている母の姿を今でも覚えている。

 

映画館の暗さと静まりかえる館内はとても心地のいい空間だ。眠るのにはいいのかもしれない。

 

大人になった今、私は映画館の雰囲気を楽しみ、作品も楽しんでいる。

そして作品のエンドロールが流れだす頃、私も目を閉じ、母が眠ってしまっていたことを思いだす。

 

母の頑張ってくれた背中を忘れることはできない。

 

 

 

「自分自身になろうとする努力」

「ところが、すべての生は闘いであり、自分自身になろうとする努力なのだ。自分の生を実現するためにぶつかる困難の数々は、まさに私の行動を、私の潜在能力を目覚めさせ動員する。もし私の体に重さがないとしたら、歩くことができないだろう。」

『大衆の反逆』(岩波文庫 著 オルテガ•イ•ガセット 訳 佐々木孝)にこうある。

 

人生に困難はつきものである。しかしそれらは私を目覚めさせるものだと信じている。

それに、呻吟することは人生を深くするのに必要なことである。

「他責」

 

「自分がこの会社に勤めているのが悪いのだし

自分の力で稼ぐことができていないのが悪い。」

 

会社の文句や愚痴を言うたび心の中で思うし、実際、上司に文句を言う時も本心はそう思っている。

思っているんじゃなくて実際言っている。

 

会社に問題があるんじゃない。めちゃくちゃ働かせる会社に自分が勤めているのが悪い。

他人のせいなんかにしてたら何も変わらないんだ。

 

若いときは苦労した方がいい。昔からからそう言われている。

それはサラリーマンとして苦労するのもそうなんだろうけど、自分で色々やって、試して苦労してみろと言っているんだと思う。

 

色々挑戦することはうまくいってもいかなくてもそれは財産になるからだ。

 

 

 

「死んだように」

家に帰れば死んだように眠っている。

いったん死んだつもりになる。

起きればまた生きるチャンスを与えられ

たと思い感謝する。

 

もう一度、生きるという挑戦を与えられたことに胸を躍らせまた走りだす。

 

人生は挑戦だ。

死んだつもりになれば果敢に、勇猛に挑戦できる。

「眠さには勝てん」

今日は大体、朝7時に仕事を終える。

定時が4時であるから、3時間の残業だ。

昨日は5時間残業であった。2時間ほど早く家に帰ることができて嬉しい。

 

嬉しい、嬉しいがいかんせん眠い。

腹は減るし、飯を食えば茶碗をもったまま寝ている。そして茶碗を落として起きる。

 

本を読むのが好きな私には夜勤はつらい。

家に帰っても読めない。眠さには勝てない。

じゃあ動画でも見て楽しもうかと思っても

気づけば眠っている。

 

お菓子でも食べようと、手にもつ。手にもったまま眠っている。

歯を磨いていても眠っている。

 

眠さには勝てない。

 

 

人は学んだものはどんどん出さないといけない。

つまり行動に結びつけないといけない。

インプットはアウトプットのために。

アウトプットはインプットのために。

感じ方も変わってくるはずだ。

 

感じ方が変わったら一体どうなるのか?

 

人生がより深くなる。薄っぺらい人生とはもうおさらばだ。

 

思いついたことを適当に書いている。

思う存分に生きるためには、思う存分学び、動いていかなければならない。

人のために言っているのではない。自分のために言っている。

俺のための、俺による、俺だけのブログなんだ。

 

世の中は情報が錯綜している。どれを信じて動けばいいのか、まったくわからない。

だから、人は学び続ける必要がある。